児童養護施設東京サレジオ学園です。

先日の日曜日に匿名御希望の方より物品の御寄附を頂きました。

この方には事前に御丁寧にメールで御連絡を頂き、「寄付する人と寄付される人は対等な立場であるべき。」とおっしゃって下さり、いらないものは遠慮なく言って欲しいと、とても誠実にやり取りをして下さいました。

これは子どもたにちどうなのか、と一つ一つ真摯にお考え下さり、胸に響きました。

確かにおっしゃる通りなのですが、寄付して頂く立場にいると皆様への感謝の気持ちが増していくと、それに比例して対等であることを忘れがちになっていました。そのことに気づき、原点に戻れた気が致しました。堂々と対等な気持ちでいられるかはなかなか難しいですが、そのことは忘れずにいたいと思いました。

御自身もお子様がいらっしゃるとのことで。当然のことながら親子できちんと暮らせるほど幸せなことはありません。私どももいくら努力しても親御様にはかないません。学園の子どもたちのみならず、すべての子どもたちの幸せを心より御祈り申し上げます。

頂いた物は早速使わせて頂いております。大切に使わせて頂きます。

匿名御希望の方、御家族の御健康、御多幸を心より御祈り申し上げます。

今後とも宜しく御願い致します。