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運営者より:パソコンを寄付して児童養護施設に行ってきました! ブックマーク数

運営者のあびるです。

横浜の児童養護施設、聖母愛児園に行ってきました。

なぜ聖母愛児園なのか

聖母愛児園は、非常に具体的で模範的な寄付募集情報を登録されていました。
また場所が横浜なので、別件で東京出張していた私が帰りに訪れやすかったという事もあります。とはいえ実際行ってみると、運動不足の私には、坂道を延々と登る道中で死にそうになりましたww

この施設の募集物品の中に「大学進学・就職で施設を巣立つ女性に贈りたいパソコン3台」という項目があり、IT業界で商売する者として市場投資的な意味で寄付しました。まあ使うのが若い女性三人ということでしたし、これは男気を見せて行っとこうみたいなカッコつけなだけですがww

ちなみに大学に行きたい子供は、高校生活でバイトをし、学費を貯めるそうです。施設を出ると誰も頼れないので、コツコツ頑張るしかないですよね。

ネットにお詳しい担当さんとメールのやりとり。メールの返信が早くてスムーズに進みました。私はお願いタイガーを作るときに全国の児童養護施設サイトをかなり見てますが、こういうネットに理解がある担当さんがいらっしゃる児童養護施設はほとんどないと思います。

で、打ち合わせの結果、女性が喜びそうなVaioノートの白に決定。

手渡ししてきました。

神奈川県の児童養護施設管理者が集まる会合があり、そこでお願いタイガー!が紹介されたそうです。(!!!)
で、その会合に参加していた人から、こちらの担当さんに「登録してみたら」と連絡があり、すぐ登録されたということです。(その連絡をした人はまだ登録してないそうですが・・・)

私以外からも届いてました!

こちらの施設には、当サイトを通じて収納ボックスや自転車の寄付も届いてました。いずれも施設側から「これを頂けると助かる」と当サイトに掲載していたものです。

収納ボックス

自転車

実際に届いたモノや手紙を確認して、施設の方から直接感謝の言葉を頂けると、私も作った甲斐があったなーと感慨深くこみあげるものがありました。

手紙

お手紙に「お願いタイガー」と書かれてあり、運営者として感動!ネット業界用語でいうと、これでちゃんとトラッキングが取れました。
しかも送り主がドラゴン桜の桜木先生てwww

しかし、これってビジネス用語でいうと、かなり分かりやすい先行者利益ですよね。早期に登録されたからこその結果です。スピードは価値を生むのです。

ランドセル寄付運動は2005年からあったらしい

施設の方にお聞きしたのですが、実はニトリさんが数年前から児童養護施設にランドセルの寄付をされてたそうです。マスコミで報道されだしたのは2010年末からですが、伊達直人名義というバックストーリーがネタとして面白かったんでしょうね。

ニトリ/児童養護施設等にランドセル・学習机寄贈 – 流通ニュース
同社はこれまでも2005年度を皮切りに、3度にわたってランドセルを寄贈してきた。

今年はタイガーマスク運動で、この施設もランドセルは揃っており、ニトリさんからの問い合わせに対してお断りするという事態になったそうです。ニトリさん的にも今までの努力が実ったような、マスコミがニトリさんの取り組みを取り上げないので実ってないような、複雑な心境かもしれませんね。せめて私から

ニトリ△

というエールを送りたいと思います。良かったら皆さんもTwitter等でもっとニトリさんの取り組みを持ち上げてください。こういった企業の取り組みをクチコミで拾ってあげるのも、立派な貢献だと思います。

施設がきれいでびっくり!

施設の中を案内していただきました。

2010年8月に新しく建てられたとのことです。新築です。

建築費用に関しては、借入金の半分と利息を横浜市が補助する仕組みになってるそうです。で、借入金(補助金以外)の残額が2億円あり、それを施設の運営費用(措置費収入)から払っていくそうです。

新築した際に気をつけたのが次の通り。

・施設っぽくなく、マンションのような外観にした。

・各部屋はトイレやお風呂など、共同部屋っぽい大きなつくりではなく、普通のマンションっぽくした。

・各部屋のテーブルやカーテンなど、全部別のものにし、子供たちが別の部屋にいったら「他の家に行った」気になるようにした。

これらの事は、当然コストがかかります。

また施設の方はおっしゃいます。

「中古のものをくれる方がいらっしゃいますが、私たちは子供たちに中古のものを与えたくありません。」

贅沢だと思いましたか?

正直言って、私は最初「贅沢だなあ」と思ったんです。
だって私自身、こんな良い住宅で育ってませんし、子供のころ、全然裕福ではありませんでした。さらに三男だったので、お下がりばかりでしたしね。

でもよく考えてください。

これらの事って、子供たちを我が子のように愛してないと出ない発想なんです。
子供たちが親と住めない代わりに、せめて環境だけでもできるだけ新しいものを揃えてあげたいという親心に感動しました。ここには愛がありました。

寄付があると、とても助かります

企業や一般の人からの寄付が大体毎年300万円くらいあるそうです。この数字だけ聞くと結構集まってるんだなと思うのですが、こちらの施設には子供が80名くらい住んでますので、1人あたり年間37,000円くらい、月間だと1人3,000円くらいということになります。
寄付で少しはお小遣いの足しになりますかね・・・といったレベルなんですね。

保育士が不足している

施設で子供たちの面倒を見ているのは保育士さんです。最近は保育園が増えてきてるらしく、必然的に保育士が不足しているそうです。少子化ではあるんでしょうけど、母親が働きに出ないと家計が回らず、結果として保育園の需要が増えるという状態です。
働き口を探してる保育士さんは、児童養護施設に「夜もずっと働くなんてつらい」という先入観があるらしく、募集しても最初から質問すらされない=検討すらしない保育士さんも多いとの事です。勤務時間は相談できるとのことですので、横浜の保育士さんは応募してみてくださいね。

保育士 求人募集(PDF)

この就職難の時代に、人材が不足している市場があったんですね。就職が絶望的になる前に、学生さんは保育士という職業を検討するのもいいのではないでしょうか。

なぜ施設に子供が預けられるのか

お聞きしたところ、理由は主に次の通りです。

・経済的理由。親が離婚して母親が稼げないなど。

・親の精神的問題。虐待など。

離婚して経済的に子供を育てられなくなり、子供を放置して死なせた事件がありましたね。親の頑張りが足りないケースもあるのでしょうが、今の社会が抱える問題のしわ寄せが、子供に来ている側面も多分にあると思います。実際、よほどのスキルと運を持ってなければ、シングルマザーが子供を育てるのはかなりつらいと思います。

そんな感じで、少しは自分の活動が目に見えて役に立っていることと、全然関わる事がなかった児童養護施設の中を見ることができたというのが、とても勉強になった訪問でした。

施設の皆さん、お忙しい中お時間いただきましてありがとうございました!

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